net-snmpのインストール⑤ snmpdの起動

いよいよ、snmpdプロセスを起動してみましょう。
rootユーザーで実行してください。


# /etc/rc.d/init.d/snmpd start

# ps ax | grep snmpd


18551 ? S 0:01 /usr/sbin/snmpd -Lsd -Lf /dev/null -p /var/run/snmpd.pid -a

上記のように表示されればOKです。


ちなみに、
停止するときは「stop」、再起動するときは「restart」コマンドが便利です。


環境ができたので、色々なコマンドを試してみましょう!


snmpwalk
 →特定の階層ツリー以下のオブジェクトの一覧表示する

書式)
 #snmpwalk -vバージョン -c コミュニティ名 IPアドレス(ホスト名) 検索範囲
  (-On オプションをつけることでOIDを英文字ではなく数字で表示することが可能)

例)
 #snmpwalk -v2c -c private localhost .
  (実行すると、情報が大量に表示されますので注意!)


snmpget
 →特定の階層ツリー以下のオブジェクトの値の表示

書式)
 #snmpget -vバージョン -c コミュニティ名 IPアドレス(ホスト名) 検索範囲

例)
 #snmpget -c private -v 2c localhost .1.3.6.1.4.1.2021.10.1.1.1